風物詩になる僕らの会話
年に一度はこうして逢おうね
なんて言わなくたって
当たり前みたいに
そういえばの日々が
輝いていた訳じゃない
照らされていたことに
気付かなかっただけ
あの日と今で変わったこと
未来が少しすり減って
笑顔の意味が重たくなった
あの日と今も変わらないのは
戻りたい日々や場所が
どこかにある訳じゃない
毎日は出逢えない
僕らになっただけ
あの日と今で変わったこと
風は凪いで街は消える
田舎の夜は暗すぎるから
話をしよう、今夜もう少し
「おごらせて今日もごめん
沢山持って帰ってくるよ」
「楽しみにしてるその時は
飲みに行くよお前とまた」