2012年1月25日水曜日

夢にまで見た日々

夢にまで見た日々だったろ
だったらどうして そんな顔してる
夢にまで見た今日だったろ
だったらどうして のたうち回ってない

夢にまで見た場所だったろ
だったらどうして 振り返る日々が
夢にまで見た葛藤だったろ
だったらどうして 「違う」なんて

懐かしい映画を見て 終わりかけの夏に気が付いて
戻れないはずさ もう、なんて 
飛ばす自転車 バイパス いつも
自分と他人と時代と昔
一体何がブレーキなのか 
夢にまで見た日々の真ん中 
身につまされる 夏だった

見上げた空は 青 ばかり

グリーンオンレッド

真っ赤な照明に照らされて
また会おうなんて言えてしまったから
思い出が またひとつ 増えてしまった
優しく切ない 足かせが 増えるばかり
緑の照明に遮られて 汚れた隅でのたうち回っていた
これからが 何から何まで薄暗くて
光はずっと照らしていたのに 目眩がしてさ

拭いても拭いても取れない曇りは 一体何の煙だったろうか?
河原に座って
一体何を思い出そうか 後悔ばかりのあの日々を
懐かしむか
それでは何が正解なんだ のたうち回ったあの日々が
芸術なのか?
手を振って 声を出して ひねくれたままの
そのままで 生きてた日々が

終わる時に笑えてしまった 
何も無いのに笑えてしまった 
忘れないさ と言えた義理か 
壊してしまった 太陽より暗く

河原で見た景色は何だ あの日の照明に重なって
よく見えない 
膝を抱え聞いてた声が 
「きっと来るよ」
と歌っていたよ
「もう少し」 と

終わる時に笑えてしまった 
何も無いのに笑えてしまった 
忘れないさ と言えた義理か
壊してしまった 太陽より暗く

2012年1月24日火曜日

排水溝は滑っている

お前が汚した風呂を磨く 
お前と知らない誰かの汗と髪の毛
お前が汚した風呂を磨く 
お前と知らない誰かの垢を落とす
青い体に霧を吹きかけた様に 
抱える体を お前は見えない場所より
見える場所の方が多いのが 裏付けているぜ 
たまらない 真実を

お前が汚した風呂を磨く 
お前と知らない誰かの あの笑顔と猫
お前が汚した風呂を磨く 
お前と知らない誰かの時間が溶けた
風呂磨き、、

何回 焼き付けさしたのだろう
ただ 光に変えていければ
もういいから、
見えなくなれば 思わないから
転げ回ることも 無くなる

あとあとあ(たった三文字の青春を)

懐かしいことがあった様な 
あ 君を見てると そう間違える
窓から差した光みたいな 
匂いに部屋が狭くなる

まるで(あの)布団が 無かった様な
あ 君を見てると そう間違える
血を流した女が潜り込んだ
あのカマクラに 入れなかったことも

あああ あああ あああ で語れる青春を
あああ あああ あああ で語れる青春を

いつか ゴム臭い指でチャンネルを変える
君のベッドの下に落ちた ブラの色
その色がわかるのが 君の素晴らしさ