気味の悪い夜も昼間も
名前を呼べば居る彼女
さよならした日を覚えちゃいない
会ってもいないお前の髪の
好い匂いだけ、憶えているよ
それは豆のエキスを塗った
まるで其処に誰もいない
(程に)柔らか 柔らかで
添い寝をしていて
夢の中でも
ずっと深い 深いところで
新しい場所を作ろうぜ
約束を決める約束を
全部二人で決めようぜ
今度こそ
目覚めるとそこは川
鯉の背中をぼんやり見てた
2012年9月10日月曜日
魚屋(うおや)の女将
お前は魚屋の女将で
泊まりの宿もやっている
包丁を持った時代の長さ
戦慄させるに十分足りる
寂寞
尖っている訳でもないのに
それは危険な赤を呼ぶ鏡
刻まれた傷をなぞって
たまにはチロっとまな板を
あっ、とか、うっ、とか
言わせてみたい
それは習慣
別の要素で膨らんだ
ことのある腹をサスリながら
喰う煮タコ のにゅふぉうにゅ
暮れ曙 今年も冷たいばかりの魚
ハラワタ、ハラワタ
ツカレタ、ツカレタ
まな板の上を通り過ぎた
沢山のウオ、魚達
あんなに落ちてた鱗が今や
一枚も無い
魚屋の女将
泊まりの宿もやっている
包丁を持った時代の長さ
戦慄させるに十分足りる
寂寞
尖っている訳でもないのに
それは危険な赤を呼ぶ鏡
刻まれた傷をなぞって
たまにはチロっとまな板を
あっ、とか、うっ、とか
言わせてみたい
それは習慣
別の要素で膨らんだ
ことのある腹をサスリながら
喰う煮タコ のにゅふぉうにゅ
暮れ曙 今年も冷たいばかりの魚
ハラワタ、ハラワタ
ツカレタ、ツカレタ
まな板の上を通り過ぎた
沢山のウオ、魚達
あんなに落ちてた鱗が今や
一枚も無い
魚屋の女将
呼べば来るよの夜がまた
果たせない夜に四千円
ヤクザ映画を見る代わり
呼べば来るよの夜がまた
握りしめる力も緩い
買ってこいや、持ってこいや
でも
なんだかんだで寝てしまう
何よりも眠いんだ、
すまんね
俺、もう
サボテンなんて
買うのは止して
ただ、石だけを買いに行こう
水槽に入れて捨て置いて
ほらほら苔が生えてきて
得したね!とかなんてなぁ
それでおしまい
ちょっと笑ってそれでおしまい
換算すれば何になる
なんて、考える内に一時間
果たせない夜に四千円
ヤクザ映画を、見る代わり
ヤクザ映画を見る代わり
呼べば来るよの夜がまた
握りしめる力も緩い
買ってこいや、持ってこいや
でも
なんだかんだで寝てしまう
何よりも眠いんだ、
すまんね
俺、もう
サボテンなんて
買うのは止して
ただ、石だけを買いに行こう
水槽に入れて捨て置いて
ほらほら苔が生えてきて
得したね!とかなんてなぁ
それでおしまい
ちょっと笑ってそれでおしまい
換算すれば何になる
なんて、考える内に一時間
果たせない夜に四千円
ヤクザ映画を、見る代わり
夕暮れディスコ(その哀愁を遊べ!)
踊らない空を止さないか
そこはもう、ディスコ
ただの夕暮れはもはや
無い
ほこりまみれの道に本棚
拝啓、すっかりご無沙汰の
「見たこともない君」
という暫定
女の髪
塗りたくられた 豆、その匂い
手に手を取らなくたっていい
ただ、眺めてる鯉の背中
でも、踊れる気持ちだろう?
わかってる その哀愁は
目を細める為だけのものじゃない
夕暮れの今遊ばせる
感情弾むよカラーボール
何色だって弾ませろ
精神なんて たかだが色よ
切ない心を遊ばせて
悲しい気持ちを遊ばせて
夕暮れディスコ
哀愁を遊べ
そこはもう、ディスコ
ただの夕暮れはもはや
無い
ほこりまみれの道に本棚
拝啓、すっかりご無沙汰の
「見たこともない君」
という暫定
女の髪
塗りたくられた 豆、その匂い
手に手を取らなくたっていい
ただ、眺めてる鯉の背中
でも、踊れる気持ちだろう?
わかってる その哀愁は
目を細める為だけのものじゃない
夕暮れの今遊ばせる
感情弾むよカラーボール
何色だって弾ませろ
精神なんて たかだが色よ
切ない心を遊ばせて
悲しい気持ちを遊ばせて
夕暮れディスコ
哀愁を遊べ
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