愛の言葉を聞かせるのは
いつも、花や建物の影
目を見たことがあったろうか
いつもマスクで隠された口の
ねぇ何回も、もう一度って願ってきたよ
だって寂しい 続いていくのに
こんなに生きてもあえないひと
水色のカーディガン脱ぎ捨てて
ただ潜り込む布団のなか
最後の言葉を聞いたのは
いつだったろう
これからだったら
こんなに生きてもあえないひと
心を見出す恋をして
煙でももうごまかせない
花をまいて剥ぎ取り捨てて
吸ったり舐めたりくわえさせたり
こんなに生きてもあえないひと
こんなに生きてもあえないひと
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