2013年8月19日月曜日


深夜のまずい煙草を吸いながら
漫然と聴く歌の端々
やや少しでも理解したい
お前の面影少しだけ
俯いていたその顔も
少しずつよく分からなくなる

じゃあもう随分昔
あの石が立てた波紋の音
気まずくなる事もできなかった
記憶がずっと沈んでいくだけ

深夜のまずい煙草を吸いながら
漫然と聴く歌の端々
水たまりで待っていても
残されていくだけなのに
また水が溢れたら
あそこへ行けたらいいなって
二度と来ない雨降りを

気まずくなる事もできなかった
魚じゃない、ただの石
もう聴こえないその波紋



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