2012年6月2日土曜日

くらげ(溢れていた日曜日)


なんだ日曜日か って 
気持ちよくまた寝てしまう
なんだ日曜日か って 
何回だって沈んでいける
隣りのおっさん 切れの悪いタンが絡む 品の無い咳も
どっかの鎖と 糞をそこらに 犬が鳴いてる喧しい声も
悪くはなくて むしろ眠れて
そんな日々があった気が
くらげみたいに半透明で
どこかすっとした毎日が 

溢れていた日曜日の大いなる気楽さ
俺はただ浮かんでいたのか お前の言う 飄々としたままで

なんだ日曜日か って 
気持ちよくまた寝てしまう
なんだ日曜日か って 
何をしようか。の無敵感
そんな日々があった気が
くらげみたいに半透明で
どこかすっとした毎日が 

溢れていた日曜日の大いなる気楽さ
俺はただ浮かんでいたのか お前の言う 飄々としたままで

「帰りたい」なんて歌ったら 
また やれやれを見なければ
それでも 唯唯 思ってしまう
あの日の空で浮かんでいたい
回る煙で曇る前 
布団の窓から見えていた
暖かいだけの空の中で

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