2014年12月18日木曜日
2014年12月7日日曜日
2014年11月5日水曜日
わたしは天体
いつもバスの一番前の
小高い丘にあなたは座る
横顔は少し斜め上の
空をいつも見つめていた
遠い空の向こう側
ずっとそこにあなたはいたの
そこから光を届けていたの
乱反射するその姿に
いつまでも触れなかった訳は
こころがあるとするならば
あなたという名の惑星に
どうか言葉を届けたい
見果てぬ遠い空の果て
金星よりも美しいあなた
見えない夜もきっとそこに
あなたがいると思えたのは
こんなにも遠く離れていたから
虚像ばかりを見つめていたから
時間があるとするならば
あなたという名の惑星を
どうか行って抱きしめたい
星になったのはわたしの方
そうね、それは過去の天体
ずっと昔に終わったほむら
いつもバスの一番前の
小高い丘にあなたは座る
横顔ばかりを覚えている
見果てぬ遠い朝の空
金星よりも美しい光
きみの夢で目を覚ましたから
2014年9月23日火曜日
<<NEXT FUGURI GIG>>
10月12日 野川公園河原
10月31日 大塚ミーツ
11月2日 高円寺小杉湯
11月7日 渋谷サイクロン
11月11日 東高円寺二万電圧
11月18日 大塚ミーツ
すべてのご連絡、ご予約はこちらの方へよろしくお願い致します。
kusomamireore@gmail.com
2014年9月13日土曜日
2014年9月8日月曜日
2014年9月7日日曜日
加藤との旅、紀行のまとめ
① 福島〜
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html
②〜東京〜埼玉〜
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_11.html
③(ちょっと一息コラム)
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_18.html
④〜名古屋〜兵庫〜
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_23.html
⑤〜平成ぽんぽこ村
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_27.html
そんで、またTOKYOにて。
9月26日 新宿ジャム
9月29日 大塚ミーツ
加藤亮二、片岡フグリが出演です。ヨロシク!!
https://www.youtube.com/watch?v=J5X1KimmvDM
加藤とフグリ、ツーマン公演ドキュメント「光の一瞬」予告編
そういえば、去年の旅はこんな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=wDPSE_pvU8Q
加藤とフグリ、二人旅ドキュメント「猿股」
来年も行くかは知らんが、歌は、音は100年続く。
また逢おぜ。
① 福島〜
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html
②〜東京〜埼玉〜
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_11.html
③(ちょっと一息コラム)
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_18.html
④〜名古屋〜兵庫〜
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_23.html
⑤〜平成ぽんぽこ村
http://nemurazunoyume.blogspot.jp/2014/08/blog-post_27.html
そんで、またTOKYOにて。
9月26日 新宿ジャム
9月29日 大塚ミーツ
加藤亮二、片岡フグリが出演です。ヨロシク!!
https://www.youtube.com/watch?v=J5X1KimmvDM
加藤とフグリ、ツーマン公演ドキュメント「光の一瞬」予告編
そういえば、去年の旅はこんな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=wDPSE_pvU8Q
加藤とフグリ、二人旅ドキュメント「猿股」
来年も行くかは知らんが、歌は、音は100年続く。
また逢おぜ。
2014年6月22日日曜日
2014年5月26日月曜日
2014年5月8日木曜日
2014年4月16日水曜日
2014年4月13日日曜日
2014年4月2日水曜日
2014年3月22日土曜日
2014年3月16日日曜日
本当に好きだったひと
いつ いつ 幸せだった
どこ どこ に帰ったら
彩度のない、影だけが下に伸びている
本当に好きだったひとを思いだしても
抱きしめるのはいつも自分のことだけ
いつ いつ 生きていた
どこ どこ で振返った
ほら見ているよ狼の目
母親にいつも騙されて
歩けなかった はずの場所
夢の世界がまるであるって
夜のバイパス、灯りの下を
こんなにも 小さくなってしまった
奥行きも不可思議も、この程度だったのか
どこまでも続く未知と、教わっていたのに
温くなった 水が耳から
跡形もなく 乾いたはず
いつ いつ 幸せだった
どこ どこ に帰ったら
泣いてみたい 他人のために
怒ってみたい 守るために
そんな風に一生懸命
自分の場所みたいに まるで
大切な故郷みたいに まるで
本当に好きだったひとを思いだしても
抱きしめるのはいつも自分のことだけ
2014年3月14日金曜日
ライブ
4月23日 吉祥寺スタジオペンタサウススタジオのでかいとこ(ノイズカシマシ)
4月24日 東高円寺二万電圧
4月28日 大宮ヒソミネ(ノイズカシマシ)
5月1日 東高円寺二万電圧
5月12日 大宮ヒソミネ
5月22日 高円寺Reef(片岡フグリ企画)
5月24日 大宮ヒソミネ(ノイズカシマシ)
5月30日 東高円寺二万電圧(LOST CONTROL企画)
6月10日 大塚ミーツ
6月12日 東高円寺二万電圧
6月17日 大宮ヒソミネ
6月18日 高円寺ミッションズ
6月24日 高円寺ペンギンハウス
6月28日 名古屋Tiny7
6月30日 東高円寺UFOCLUB
7月11日 中華街ソコソコ(ノイズカシマシ)
7月18日 早稲田ZONE-B(ノイズカシマシ)
8月2日 西荻ジジアナベル(スギムラリョウイチ企画)
8月3日 福島Re-Accoustic
8月6日 阿佐ヶ谷オイルシティ
8月7日 大宮ヒソミネ
8月9日 新宿ジャム昼の部(片岡フグリvs加藤亮二)
8月13日 仙台Pennylane
8月23日 兵庫加東市ギャラリーkonoha
8月24日 神戸スタークラブ(スタクラ企画)
8月30日 東高円寺UFOCLUB(モギフェス2014)
予約、質問など→ kusomamireore@gmail.com
2014年2月13日木曜日
親指に
小さなヴァギナ
血が、うっすら滲んでいる
冬のかわきの所為
プールのまえに少しふれた
あなた、子供が産まれたそうね
ギターの弾けない寂しい夜は
誰も知らない森の本
なんてね
そんなの、何処にもないわ
いつも誰かが
私より物知り
「大人は判ってくれない」
と一度もつぶやかない内に
わたし、もう愛だけじゃ許されない
証拠と意味と根拠と実績
よだれを持て余している
ギターの弾けない寂しい夜は
誰も知らない森の本
なんてね
そんなの、何処にもないわ
いつも誰かが
私より物知り
少し、染みて、しゃぶる
大丈夫かな
煙草をさっき吸ったばかり
包むことを許してね
誰の知識にも
まだなってない
小さなヴァギナを一口なめた
2014年1月25日土曜日
その青を、僕はもう知らない
舌に当るもの全てが新鮮だった頃
海に近い場所でだって
空を見ていたさ
しょっぱいものは、あなたがくれるから
懐かしい場所は、明日にでも消えてなくなってしまうかも知れない
できれば、そうしてくれ
歩けないほど懐かしい場所が
どうしてずっと、あるままなんだ
キスした後、唇をたたんで
涎の匂いを嗅ぐのが好き
リアリティ 離れても、確かな証拠でそれはあるから
「今度、海へいこう」
少し舐めて言えばいいさ
「しょっぱい。そりゃそうか」
シーツを濡らしてほしくてさ
洗う口実
歯ブラシみたいに開いてさ
舌に当るもの全てが新鮮だった頃
まだレバニラ定食が食えなかった頃
君の輪郭を丸っとなぞって少し笑う
その青を、僕はもう知らない
「君の唇の味を憶えていたい」
いまは血の味 鉄の味
冬の海は凍っちゃくれない
ひび割れた唇の皮を少し剥いていた
しょっぱいものは、あなたがくれていたから
まだ空を見る癖
2014年1月16日木曜日
岩と話ができないものか 2
「憶えているだけの、生き物
いや、それをなんと呼べば
見ていた、そして聴いていた
完了しているのだよ、すべて
話せやしない、すべて」
ただ角度が欲しいままに
またあの坂を登っていた
ああ 夏なんだな
集団下校を思い出している
あの日とおなじ場所なんだ
こんな風に差してたろうか
眩しい光の意味も知らずに
こうして此処に立つ
未来を透かした指と、
既に死んだ、ものの蝉を横目に見ながら
「いい気なもんだ
ほんの少しだけ、匂いをちょっと
後はよろしく、どうぞ勝手に
だって、そうだろう
俺たちはずっと見えているだけ
知っていくだけ
憶えているだけ
増えていくだけ
忘れ得ないだけ」
何度も過る
頼りの言葉を反芻している
いつかの映画で見た牛、牛よ
何故あんなにも万遍なく
寂しげにクチを揺すり続ける
生きて、生きぬく程に暴かれる事実みたいに
減らさないでくれ 増やさないでくれ
もう、たくさんだ!
「愉快なことがあったこころ
工事が終わった朝みたいに
突然はじまるヒグラシみたいに
ブランコの次に選んでおくれ
何人目かの同窓生
一年に一度
泣きにくる人」
欠けた最高のオルゴール
永遠に鳴らない筈の歌を
場所がずっと知っている
それを微かに伝えてくれる
ずっとまだある岩に染みてる
耳を当て、匂いをすこし
ああ
勝手知ったる場所さえも
岩と話ができないものか
無駄じゃない事のひとつくらい
ずっと見てたよと早くつたえて
「すべてはただ完了している
産まない
そして
見出せない
岩である
ただ其処にある
場所
が憶えているだけ」
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